いよいよMSXの第三世代がスタート！
お待ちかねのMSX0 Stack、PlanBを選んだ私もついに受け取ることができました。
MSX0に追加されたIOT命令を活用したツールを公開します。
新作ゲームもよろしくお願いします。
アプリの概要
HTTP通信でファイルを受信することができるMSX-DOS用のコマンドです。
クロス開発環境でプログラミングしていて、動作確認をするたびに毎回MicroSDカードを入れ替えるのが面倒なので作りました。
AUTOEXEC.BATに仕込んでおけば毎回起動時に自動的に最新プログラムをダウンロードして実行することができます。
HTTPSには対応していませんので、インターネットや公共WiFiでのセキュアな通信にはご注意ください。
自宅のサーバー、NAS、PCなどと接続するのが良いでしょう。
私は使うときだけPCでFlaskを起動しています。
MSX-DOS2専用のMSX0GET2を追加リリースしました。
MSX0GETは128バイト単位でファイルが作成されていましたが、MSX0GET2では受信したデータと同じサイズでファイルが作成されます。
MSX0の最新ファームに対応しました。
対応機種
MSX0 StackのMSX-DOS環境でご利用いただけます。
IOT命令を使用しているので、実機のMSXやエミュレーターでは現状利用できません。
利用方法
MSX-DOSでコマンド実行します。
MSX-DOS2の場合はMSX0GET2をご利用ください。
MSX0GET HOSTNAME PORT SOURCEPATH DEST [WAITTIME]| HOSTNAME | ホスト名またはIPアドレス |
| PORT | ポート番号 |
| SOURCEPATH | 受信するファイルのパス |
| DEST | ダウンロード先のファイル名 |
| WAITTIME | 待ち時間(1/60秒単位) 省略可能 |
例
MSX0GET abehiroshi.la.coocan.jp 80 /top.htm GETDATA.TXT
MSX0は起動後にWifi接続されるまでに時間がかかることがありますので、AUTOEXEC.BATで自動実行する場合はWAITTIMEに300(5秒)等を指定して少し待つようにしてください。
ダウンロード
| 実行ファイル（MSX-DOS COM形式） | 20231022_MSX0GET_COM.zip | 旧ファーム用 |
| 実行ファイル（MSX-DOS COM形式） | 20240818_MSX0GET_COM.zip | 新ファーム用 |
| 実行ファイル（MSX-DOS2 COM形式） | 20231030_MSX0GET2_COM.zip | 旧ファーム用 |
| 実行ファイル（MSX-DOS2 COM形式） | 20240818_MSX0GET2_COM.zip | 新ファーム用 |
デモ動画
特記事項
- MSXはMSXライセンシングコーポレーションの商標です。
- 作者は使用した事による損害について一切の責任を負うことは出来ません。使用者の責任において使用してください。
- 入手したご自身の個人での利用のみを許諾します。無断での二次配布や商用利用は禁止です。
- アプリの内容は予告なく変更になることがあります。
コマ～シャル
作者がMSX0で使っているお気に入りのマイクロSDカードと液晶保護フィルムです。
昔の実機で遊ぶ場合は、邪魔にならない小さめのモニターとRCA→HDMI変換器を持っておくと便利です。
いずれも私が使っているものです。
変更履歴
Release 05 – 2024.08.18
- MSX0の新ファームに対応するためIoT命令のIOアドレスを08Hから58Hに修正しました。
Release 04 – 2023.10.30
- MSX-DOS2向けのMSX0GET2をリリースしました。
Release 03 – 2023.10.22
- 受信バイト数に誤りがあったので修正しました。実際の受信データには影響ありません。
Release 02 – 2023.10.16
- 受信バイト数が65536以上になると桁あふれしていたのを修正しました。
- 進行ステータスの表示を追加しました。
- 2KBちょいですが小さくなりました。
Release 01 – 2023.10.14
- 初版公開
